ペパーミントのアロマオイルのイメージ写真

今回はペパーミントのアロマ(エッセンシャルオイル)の香りやおすすめのブレンドなどをお伝えします。
注意点や値段などもお伝えしているので、気になっている人は参考にしてくださいね。


執筆者:もか
Twitter→@moka_sutekinavi
アロマテラピーの敷居を下げたい。皆にアロマを楽しんでほしい。そんな想いで運営中。アロマテラピー検定(日本アロマ環境協会)の知識などを元に疑問に答えます。アロマディフューザー歴は10年以上。

ペパーミントのアロマオイルの効能・効果

こんな人におすすめ

・心、体、精神に活力を与えたい日に。
・試験やスピーチなどで緊張を解きほぐしたい日に。
・興奮を鎮めて冷静さや平常心を取り戻したい時に。

アロマを医療として使っている国では、こんな効能・効果が認められていますよ。
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ペパーミントは、古代ギリシアでは気付け薬や胃腸薬として使われていた歴史があり、実際に現在でもペパーミント精油には、消化器系の不調や吐き気、胃痛、消化不良や便秘解消に効果があることが認められています◎

また、ペパーミントに含まれる主成分であるメントールには、消化器系の不調にはもちろんですが、鎮痛作用もあるため、頭痛をはじめとする打撲、捻挫などの外傷性の痛みの緩和にも有効であるとされています。

さらに、メントール成分には抗炎症作用があり、アレルギー性鼻炎や気管支喘息などの慢性炎症性疾患の緩和にも効果があるとされています。

ペパーミント精油にはスッキリとした清涼感があるので、花粉症などアレルギー性鼻炎などで悩んでいる方は、セルフケアとして取り入れてみるのもオススメですよ!

その他にも、ペパーミント精油には、抗菌・殺菌・抗ウイルス作用もあるため、風邪やインフルエンザなどの完成症予防としても有効であるとされています◎

ペパーミントのアロマの香りは?

ペパーミントのアロマオイルのイメージ写真

気分爽快な、辛みと甘さを感じる清涼感のあるクリーンな香り。

ペパーミント精油の香りは、全体的にスッキリとした香りが特徴的◎

メントールのスーッと抜けるような辛みの中に、程良い甘さを感じるような香りです。

爽やかな清涼感を感じられる香りなので、リフレッシュしたい時や頭の中をクリアにしたい時にオススメの香りですよ◎

他のアロマオイルの香りと比べてみる

ペパーミントと相性のいいアロマブレンド

相性のいいブレンド

ラベンダー/ユーカリ/レモングラス/ベルガモット/ローズ/レモン/ローズマリー/ゼラニウム/サイプレス/ティーツリー/など

ペパーミントは、主にグリーン系統やハーバル系統、柑橘系統の精油と相性が良い精油です◎

ペパーミントの精油自体が、スッキリとした清涼感のある香りであることから、シャープな香りであるグリーン系統(例:ティーツリー、ユーカリなど)や爽やかでフレッシュ感のある柑橘系統(例:レモン、ベルガモットなど)、爽やかでスッキリとしたハーバル系統(例:ローズマリー、ラベンダー)と組み合わせてあげることで、重すぎず心地良い香りを楽しめますよ。

また反対に、少し重めの香りを楽しみたい時には、ローズなどのフローラル系統の香りと組み合わせるのもオススメです◎

特に、ゼラニウムやローズマリーとの組み合わせは、新しい環境に適応したい時や1日の始まりに活力が欲しい時にはオススメの組み合わせ。

その中でも特に相性がいいアロマブレンド

ペパーミント✕ゼラニウム

新たなアイデアや直感、ひらめきを生むことを手助けしてくれる

ゼラニウム精油には、ホルモンバランスや自律神経を整えてくれる作用があり、情緒不安定な時に心を落ち着けてくれる作用があります。

一方で、ペパーミントには心を鎮静させてくれる作用と活性化させてくれる作用があり、怒りや興奮を抑えて前向きな気持ちにしてくれます◎

また、ペパーミントには心を強壮し、頭をクリアにしてくれる働きもあります!

そのため、ペパーミント×ゼラニウムのブレンドは、環境の変化を経験して間もない頃に用いると、新しい考え方や環境を消化しながら受け入れて、そこから新たなアイデアや直感、ひらめきを生むことを手助けしてくれるブレンドです。

ペパーミント✕ローズマリー

試験やスピーチなど、大切な場面で落ち着いて臨みたい時に

ローズマリー精油には、気持ちを落ち着かせ、意識を集中させたり、精神的にうつ状態や不安感がある時に、精神を刺激して上昇させる作用があります!

一方で、ペパーミント精油にも精神を鎮静させる作用があり、平常心を取り戻させてくれる作用があります◎

そのため、こちらのブレンドは、心と体、精神にエネルギーが欲しい時や試験やスピーチなど、大切な場面で落ち着いて臨みたい時にオススメのブレンドです!

特に1日の始まりである朝にオススメの組み合わせですよ。

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ペパーミントのアロマの注意点

ペパーミント精油は、妊娠全期に渡り、使用禁止です。

ペパーミント精油だけでなく、妊娠初期は大体の精油は使用禁止とされています。

妊娠5か月程度までは、ホルモンバランスなども安定しづらく、とてもデリケートな時期なので、妊娠初期の使用は禁忌とされています。

ペパーミント精油以外の精油も、妊娠中は芳香をメインに楽しむようにするのがベスト◎

また、ペパーミント精油には、皮膚・粘膜刺激のある場合があるため、敏感肌の方は注意が必要です。

6歳未満の乳幼児、高血圧、てんかんの方への使用、ホメオパシー療法との併用も禁止されています。

さらに、ペパーミント精油には体温を下げる効果があるので、高濃度及び広範囲に使用しないようにして下さい!

もっとペパーミントのことを知りたい↓↓↓

ペパーミントのアロマの歴史

ペパーミントは、草丈30~70センチ程度の多年性草本。

ミント類は、繁殖力旺盛で色々な種を混ぜて植えると、すぐに交雑種ができてしまうほどです!

ピリッとした辛みのある香りから「piperita(コショウのような)」という種名がついたとされています。

現在では、世界には数百種類のミント類が存在していますが、ハーブや香料として使用されるミントは、主にペパーミント系とスペアミント系の2種類がメインとなっています。

古代では、現在のようにミント類の分類がしっかりと区分されておらず明確ではなかったこともあり、ペパーミントがいつどこで誕生したのかについては、分かっていません。

しかしミント類全体としては、「料理や医薬品に使用される最も古いハーブの1つ」とも称されるほど、古くから人々との関わりが深い植物であったことが分かります。

紀元前1000年頃のエジプトで、ピラミッドからペパーミントの葉が発見されていることから、当時から既にペパーミントが存在していたと考えられるので、それほど昔から、ペパーミントは人々に愛されてきた植物であることが伺えますよね。

現在でも、ガムや歯磨き粉をはじめ、芳香剤など様々な用品にペパーミントは使用されていますし、料理でも魚や肉の臭み消しとしてや、スイーツにもアクセントとの飾りとして乗せられていたりするので、馴染みの深いハーブだと思います!

ペパーミントのアロマの抽出製法

花と葉(根を除いた全草)の部位から抽出されるペパーミントは、釜に植物を入れ、水蒸気の熱で精油を取り出す、水蒸気蒸留法という製法で抽出されます。

ペパーミントのアロマの基本情報

科目フウロソウ科
系統フローラル
ノートミドル
粘性低い

科目とは

植物の種類を分類したもの。

精油の科目によって、どんな種類の植物から抽出されたか分かります。

系統とは

精油の香りの種類を分類したもの。

系統には「ハーバル系」「シトラス系」「フローラル系」「オリエンタル系」「バルサム系」「スパイス系」「グリーン系」と主に7種類があり、香りの系統によって相性が良いものとそうでないものがあります。

ノートとは

精油が空気中に蒸発する時には時間差があり、揮発性が高い精油ほど最初に香ります。

最初に揮発する香りをトップノート、中間の香りをミドルノート、最後に揮発する香りがラストノートです。

粘性とは

精油の液には、粘り気のあるものとサラサラとしたものがあります。

精油の液の状態を区別するのが、粘性です。

価格と相場(生活の木を基準)

生活の木 3mlのペパーミントの精油価格は、660円です。

他の同じ内容量の精油が平均1000円以内であることと比較しても、購入しやすいお値段になっています。

ペパーミント精油は、他の精油と比較して使用の際に気を付けなければいけない禁忌が多いイメージですが、効果効能も豊富で万能な精油であり、お値段もお手頃な価格なので、1本は持っておきたい精油です。

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